Javaのパラメータについて簡単に説明する。
Javaのparameter(仮引数)やargument(実引数)の説明や、仮引数と実引数はどのように使われているのかも実際のコード例を交えて説明する。
目次
パラメータとは
パラメータとはプログラム実行時に、外から渡される値であり、引数(仮引数)とも呼ばれる。
値の中には、数値や文字列やメソッドの引数などが入る。
仮引数=parameter、実引数=argument
色々調べてみると、その場のコミュニケーションの文脈によって厳密に分けてはいないと言うような説明も見られるが、整理としては良さそう。
仮引数は英語にするとparameter で、実引数がargumentとなる。
ちなみにJavaの「public static void main(String[] args)」のargsはargumentの複数形でargumentsが省略されたもの。
この二つはどこで使い分けるのか?
public class Main {
public static void main(String[] args) {
//実際に使用される引数は実引数
String hello = hello("こんにちは");
System.out.println(hello);
}
//メソッドの定義時に使用される引数は仮引数
public static String hello (String greeting) {
String hello = greeting;
return hello;
}
}
この例で見ると、
- 仮引数(Parameter) : helloメソッドの定義で使われている「String greeting」
- 実引数(Argument):mainメソッドで、helloメソッド呼び出しの際に実際に使用される 「こんにちは」
ということになる。
図にすると、下記のようになる。

下記が実引数。

呼び出し元(Caller)と呼び出し先(Callee)との関連性
仮引数、実引数は、呼び出し元(Caller)と呼び出し先(Callee)とも関連している。
下記に呼び出し元(Caller)と呼び出し先(Callee)について書いた。
[st-card myclass=”” id=2160 label=”” pc_height=”” name=”” bgcolor=”” color=”” fontawesome=”” readmore=”on”]そもそも引数とはなぜ必要なのか?こちらに書いた。
全体像を把握する
下記にJavaやwebアプリケーションについての記事をまとめた。
コンピューターについての全体像も把握しておくと、プログラミングのさらなる理解に役立つ。
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